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原 大介/Daisuke HARA
アーティストの現場より1
進んでは少し戻る。その度にわずかずつだが何かが見えてくる。
Monthly Gallery Art Movie Vol.7

Full Ver.はこちらから https://youtu.be/x8wGYmmrt4c

 画家・原大介は千葉県松戸市で大きなアトリエを構えている。訪ねた日は、個展(原大介展・椿近代画廊<日本橋> 2019 11/11→11/23)に出品する作品を制作していた。 「大作は、コツコツ描いていると僕の意に反するので、なるべく直感から観る。人の直感にストレートに伝えようとすると、躊躇ったり、仕上げようとすると、なかなか上手く伝えられないんですよね。今までの経験から、むしろガッとやった方が直で伝わるような 気がしたんですね。それを重ねてくるうちに、現在のスタイルができあがってきました」

 松戸市で大きなアトリエを構えている。訪ねた日は、個展(原大介展・椿近代画廊<日本橋> 2019 11/11→11/23)に出品する作品を制作していた。 「大作は、コツコツ描いていると僕の意に反するので、なるべく直感から観る。人の直感にストレートに伝えようとすると、躊躇ったり、仕上げようとすると、なかなか上手く伝えられないんですよね。今までの経験から、むしろガッとやった方が直で伝わるような 気がしたんですね。それを重ねてくるうちに、現在のスタイルができあがってきました」

画風を定めず、それでもどんな作品を観ても、一目で原大介と分かる作品を制作したいと考えている作家は、その時その時を、自らほとばしり出る感性で描いている。

画風を定めず、それでもどんな作品を観ても、一目で原大介と分かる作品を制作したいと考えている作家は、その時その時を、自らほとばしり出る感性で描いている。

 画風を定めず、それでもどんな作品を観ても、一目で原大介と分かる作品を制作したいと考えている作家は、その時その時を、自らほとばしり出る感性で描いている。

「こうした制作法をとると終着点が分からないですが、これが好きなんです。行き先が決まって旅に出るのが駄目な方で、好きなところで降りて、ここに寄ってみようというのがいいですね」

 武蔵野美術大学の学生の頃は、デッサンを極め、具象の自分などが得意だった原大介は、フランドル絵画を研究し、描写力の高い作品を描く実力を持っていた。しかし、アメリカ現代美術、抽象表現の世界が怒涛のように若者に影響を与えた時代の波に、原をショックを受けて、思い悩んだ末、抽象画の世界を選んだ。常に未知数の世界、自ら描いた作品と常なる対話繰り返しながら、独自の表現を、模索している。